マンネリ化を打破するために!

会社に入って、少し経った段階では、自分の職務に対して新鮮さや楽しさを感じられるだろう。例えば、入社して半年ほど経った段階だと、会社の基本的な構造や仕事の流れを理解し、一人で基本的なことができるようになる。今まで先輩や上司に聞いていた事柄も、自分一人で判断し、行うことができるようになると、やりがいを感じながら、自分の職務を精一杯実行しようと頑張ることができるだろう。

しかし、数年が経つと自分の仕事に慣れてしまい、マンネリ化した毎日が続くことになる。統計によれば、入社してから3年目までが一番離職率が高いと指摘されている。これは、マンネリ化によって仕事に対する意欲を喪失したのが原因の一つだと考えられる。そこで、そのような事態を回避するために、目的意識を持つことが必要だ。

ただし、その際には注意が必要だ。多くの人は目的を設定してそれに向かって努力をすることで、緊張感を持ちながら仕事に打ち込むことができると言われている。しかし、誰でも該当するかといえば、そうとは限らない。なぜなら、漠然と目的を設定してしまうと、過大な目的を設定する場合があるからだ。例えば、将来自分自身が働いている会社の社長になりたいという目的を設定したりする。しかし、これは10年先、20年先の目標であり、マンネリ化している状況を打破するための起爆剤にはならない。そのため、このような目的設定は意味がない。

そこで、目的を設定する際には小さな目的を設定することを提案したい。朝出社時間を20分早くして、1日の業務の段取りを決めるとか、会社に行く前に家で新聞を読む時間を作るなど、実現できる小さな目的を設定するのだ。このような取り組みは地味だが、長く続けることで仕事の効率化につながったり、見聞を広めるのに役立つ。そしてそれは、仕事に大きく生きてくると私は思っている。